私たちの社会はIT化に伴い大きく変わり始めました。高度情報化社会の到来や、国際的な規模で展開する自由経済の活発な交流、そしてかけがえいのない地球の資産を未来へ届けるための環境問題への取組みなど、かつて人類が経験したことのない世界へ向かって歩み始めています。
このような社会にあって日産紙業株式会社は日本の風土が創りあげてきた「紙と木の文化」を大切にしながら、それにともなう紙製品、紙容器、化成品、そして包材など幅広い商品を取扱う企業として歩んでまいりました。
平成17年5月には神奈川県秦野市に新工場を開設しました。これにより、お客様から承りました商品の入荷・一時保管、物流加工、ピロ包装、異物混入チェックなど、環境に配慮した出荷から配送に至るまでトータルシステムによる物流業務を行うことができるようになりました。さらにコンピュータ・システムによる入出庫管理や在庫管理も万全の体制を敷き、それぞれのお客様のご要望にそったオリジナルの物流体制をつくりあげることで高い評価をいただいています。秦野新工場開設を機に、常に社会の指向する方向や、時代の変化にさきがけて、紙業と物流を基盤とする事業の多角化を推進し、私たちの21世紀の社会生活や国際社会に大きく貢献することを目標に、これからもゆるぎない努力を続けてまいります。
今後とも、変わらぬご支援、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
昭和22年 3月西村紙器製作所創立 代表者西村定夫 (目黒区上目黒3丁目主要業務紙器製作)
昭和47年 10月日産紙業株式会社設立 社長西村定夫 (資本金 1,000,000円 法人組織化)
昭和51年 7月西村吉博代表取締役社長就任
昭和55年 6月本町倉庫開設
昭和61年 4月秦野工場開設 (本社より紙器製作部門を移設及び製品包装・アソート・食材選別ライン新設)
平成4年 1月事務所開設
平成7年 3月つくば配送センター開設
平成14年 6月本町倉庫を中央町に移設、業務拡大を図り、紙器製作から包材専門商社へと拡張
平成17年 4月秦野新工場開設 現在に至る